足裏づくり

 

「足裏の3つのアーチがね、
カカトやヒザやコシなどへの
衝撃を和らげてくれるんだよ。」
と話し始めると、
選手達は神妙な面持ちで
自分の足裏に目をやる。
『足裏づくり』指導の一コマだ。

5月終わり頃からトップチーム、
そしてこの夏休みは、
06、01、89の6年生を中心に
『足裏づくり』のヒントを伝えて回っている。

足裏の痛覚は
本来敏感であるはずなのに、
裸足で過ごす場面の減少などから
その機能は衰えつつあると言われている、
大人も子どもも。

スポーツ選手にとって、
ここの感覚を目覚ませることは必要不可欠。
なぜなら、
足裏にある感覚神経を研ぎ澄ますことで
地面の情報をキャッチする接地感覚が磨かれ、
バランスが取れやすくなったり
踏ん張りが効きやすくなったりする効果が
期待できるからだ。

また足裏をケアすることは、
疲労を取り除くことにもおおいに役立つ。
足の疲労のみならず、
足裏には身体全体に繋がる反射区があると
言われているため、
全身をほぐすことにも繋がるし、
気持ちもリラックスさせてくれる。
成長期を迎えようとする時期、
スポーツ障害を遠ざけるためにも
心身の疲労を溜め込まないことは
とても大切。

余談になるが、
イチロー、松阪大輔、石川遼、浅田真央…
多くのアスリートが、
小さい頃から足裏マッサージを
してもらっていたらしい。
なんと袴田コーチは、
最近朝晩欠かさず足裏マッサージを
しているという(^-^)
ちなみに私も、
息子の足裏を
可能な限りマッサージしていた、
幼少期からジュニアユース終わりまで。
心身の疲労回復を願って。
そしてこの時間が、
親子のいいコミュニケーションと
なっていたことを記憶している…。

話を戻そう。
さらに足裏は、
いつでも身体全体を
下から支えてくれている有り難いところ。
ボールやスパイクなどの道具を
大切にするのと同じように、
足の末端まで感謝の気持ちで
エネルギーを送ってあげてほしい。

少し飛躍するかもしれないが、
この意識は『グラウンディング』にも
繋がるものだと思う。
グラウンディングとは、
「地に足をつけて、しっかり現実を生きる」
ことをいう。
自分を支えてくれているものを
しっかりと感じ、
今ここを生きていく。
この感覚は、
不要な不安を手放して
今に集中していく姿勢を育む。
これは試合中にも大切な姿勢だし、
選手達の今後の人生にも
大きな力となり得ると思う。

 

 

 

 

 

 

 

この夏休みの掛Jでの合宿。
試合やトレーニングと共に、
川で遊んだこと、
森林を歩いたこと、
初めての遊具で遊んだこと、etc…
すべてが足裏には
新鮮な刺激となっていたんだろう。

いろんな経験の中で
足裏感覚は目覚めていく。
幼少期ほどいろんな経験をしてほしい。
それと共に、
私が選手達に伝えた『足裏づくり』も
ぜひ日々実践してほしい。
足裏を整えて、
日々の疲れも上手にリセットして、
選手達には
大好きなサッカーを
思いっ切り楽しんでもらいたい。

 

 

by コッシ〜

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