引き続き運動神経=運動経験値についてです。
前回は、サッカーにおいてテクニックは超重要だけどそれだけやっていれば良いわけじゃない。その理由は三つあって・・という話でした。
今回は理由の中の一つ、「テクニックの前に身に付けておくべき能力」について書きたいと思います。それは・・
・姿勢と重心のコントロール
・五感 特に見る力
まず、姿勢と重心のコントロールですが、
昔サッカーをやっていた方は聞いたことがあると思います。
サッカーに大事な3つのB(ボールコントロール・ボディバランス・ブレイン(脳))
当時の僕は「ボールコントロールとブレインは練習しようがあるけど、ボディバランスってどうやるんだよ!?」って思ってました。その答えを当時の袴田に教えてあげたいと思います。それは・・
「ボディバランス=姿勢と重心のコントロール=体の中のバランスを感じるセンサーの能力向上」
そのためには、発達発育学者の中村和彦氏が提唱した
36の基本動作
そのうちの
18の姿勢と重心のコントロールに関する動作をたくさん経験することにより向上します。
この18の動作は体の中のバランスを感じるセンサーを多く刺激することができます。
また、体を使った遊びの中で多く現れる動作でもあります。
そして、経験値が大事ということは、小さいころ(赤ちゃんの時から)からたくさんやっている方が良いということです。
さらに、姿勢と重心コントロールを高めることで、四肢(腕や足)の器用さ=テクニックを高めやすくなります。
さらに言うと、サッカーは常に移動の中で行うスポーツなので、ボディバランスを無視したテクニックは試合で通用しないということにもなります。
まとめると・・
子どものころは体を使ってたくさん遊べ
ということです。
公園や自然の中の中にたくさん連れて行ってあげたりできると良いと思います。
それが、将来に繋がります。