前回の続きです。
運動神経=運動経験値だから「何を、どれくらい、どのようにやるか」によって変わる。
「じゃあ、小さいころから毎日サッカーをやれば、テクニックを磨けば、ものすごくうまくなるんじゃないか!」と考えてしまうのですが・・・そこに落とし穴が!
というところでした。
理由は三つあります。
①ひとつめは、
サッカーで技術はめちゃくちゃ大事ですが、
サッカーに大事な要素はそれだけじゃない
ということです。
②ふたつめは、体とその機能についてです。
体の部分は使いすぎると⇒ケガの原因
体の機能は使わなさすぎると⇒退化する
ということです。
部分の使いすぎによるケガというのは小学校4年生くらいから高校生の時期に多く出ます。例えば足首の捻挫癖、オスグッド、疲労骨折、分離症、ヘルニア等々です。
使わなさすぎる機能の退化というのは、特にジュニア年代のサッカーにおいて使わなくても何とかなってしまう体の機能です。姿勢維持機能、目の能力、下半身のパワー、上半身の筋力等々、後に大事になる体の機能の退化です。
③みっつめは、テクニック=脚の器用さの前に身に付けておくべき能力があるからです。
そしてその能力を身に付けておくと、テクニックも身に付きやすくなります!
その能力とは・・
・姿勢と重心のコントロール
・五感 特に見る力
詳しい話は、また次回に