1か月ぶりにブログ再開です。
今回はサッカーに必要な要素はテクニックだけではない!という話です。
まず、ジュニア年代でテクニックに偏重する根拠は何か。
いろいろあると思いますが、
ゴールデンエイジ理論という言葉を聞いたことのある人も多いと思います。「9歳~12歳はゴールデンエイジと呼ばれテクニックの習得に優れている。この時期を逃すとテクニックは身につきづらい」という理屈です。
では、この9歳~12歳という発想はどこから来るのかというと、これも聞いたことのある方多いと思います。
スキャモンの発育曲線
これによると、人間の神経器官の量は9歳でほぼ成人レベルに達する。複雑な運動もこの頃になると身につきやすくなる。という考え方です。
しかし、近年この解釈が見直されています。要するにそんなことないということです。
理由としては
神経器官の量が増えることと運動の上達はイコールではない。運動上達の時期には個人差が大きい。90年も前の研究で、さらにスポーツの研究でないので当てはまらない。
ということです。
理屈が長くなったので、簡単に言うと
テクニックだけでなく全般的にサッカーに必要な要素を伸ばしていくことが、緻密でさらにアスリート化している現代サッカーには不可欠だということです。
だけじゃない!
です。